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スピルリナとは

その1. 元気のスパイラル、発見!

スピルリナはいつ発見されたの?

スピルリナはいつ発見されたの?

藍藻(らんそう)スピルリナの誕生は約30億年もの昔にさかのぼります。

地球が誕生したのが約46億年前と言われており、その地球上に最初に出現した植物の一種がスピルリナだといわれています。

そんな、はるか昔から生息してるスピルリナですが、ドイツのドゥルピン博士によって発見され命名されたのは意外にも遅く、1927年です。
しかし、藻類として発見される以前から、自生していた湖の周辺に住む原住民はスピルリナを食糧として食べていたそうです。

それなのに、なぜそんなに後になるまでスピルリナは発見されなかったのでしょうか…その秘密はスピルリナの生育条件にあるようです。

スピルリナの大きさは0.3~0.5mmほどと非常に小さく、顕微鏡で見るとねじれたらせん形をしていることからラテン語のSpira(英語ではSpiral)が語源となりスピルリナと名づけられました。
スピルリナってどこで育ってるの?

スピルリナってどこで育ってるの?

スピルリナの生育する湖は、高温・強アルカリという他の動植物が繁殖しにくい特殊な条件の下で、強い太陽光線をあびて育ちます。

『スピルリナの生育条件』
1) 強い太陽光線
2) 強アルカリ性の湖
3) 水温30~35度

これらの条件を満たす湖では他の微生物はとうてい住むことが出来ず、またこれらの条件を満たす湖は特定の場所にしか存在しません。そのために、スピルリナの発見が遅れたのでは、と言われています。

現在、スピルリナの自生が確認されているのは主に熱帯地方の湖です。
この条件を満たしているのは、チャド湖(チャド共和国)、ヨアン湖(チャド共和国)、アランガディ湖(エチオピア)、チルチェ湖(エチオピア)、エレメンティア湖(ケニア)、ルドルフ湖(ケニア)、ナクル湖(ケニア)、ナトロン湖(タンザニア)などのアフリカの湖及び、フッカチナ湖(ペルー)、テスココ湖(メキシコ)などが知られています。

スピルリナ生息地分布図

こうした特殊な生育環境では、雑菌などは住みつきにくく、それがスピルリナが今まで絶えることなく生き続けてこられた理由のひとつとも言われています。

また、東アフリカの湖のスピルリナは、世界最大数のピンクフラミンゴの生命を支える食糧源となっています。ピンクフラミンゴがピンク色をしているのは、スピルリナに含まれるカロテノイドという色素が関連しているのです。


実際、ピンクフラミンゴにみられるように、スピルリナを飼料に使うと金魚や錦鯉のうろこの深紅色がよりきれいになり、さらに、稚魚の死亡率を下げるとも言われており、今では鯉の品評会などに入賞するためには欠かせない栄養源だと言われています。


そんなことから、スピルリナは人間だけではなく動物にも嬉しい食品といえるでしょう。

スピルリナの食品としての歴史って?

スピルリナの食品としての歴史って?

食品としてのスピルリナの歴史

1927年 ドイツの藻類学者のドゥルピン博士がスピルリナを発見し命名
1962年 スピルリナがもつ豊富な栄養素に目をつけ、21世紀のたんぱく源の研究をしていたフランス国立石油研究所のクレマン博士がチャド湖からスピルリナを持ち帰り、たんぱく質としての研究を重ねる
1963年 スピルリナの栄養価について本格的な調査が開始
1967年 メキシコ微生物会議においてクレマン博士がスピルリナを世界に紹介
ついで同年にエチオピアで開催された国際応用微生物学会の国際会議で「スピルリナはたんぱく質が豊富である点からも将来の食糧として注目されるべきものである」と紹介し、研究者達の注目を浴び、国連がスピルリナの栄養評価に動き出す
1968年 スピルリナが食糧源として日本へ紹介される
1970年 DIC株式会社(旧大日本インキ化学工業)がスピルリナ株の紹介を受ける
1971年 DIC株式会社(旧大日本インキ化学工業)培養研究開始
1977年 DIC株式会社(旧大日本インキ化学工業)工業的規模でのスピルリナの生産を開始
(世界で初めて管理培養下でのスピルリナ量産化)
1980年 UNIDO(国連工業開発機関)の報告という形で「未来の重要な食糧」としてスピルリナが注目すべき食品であると発表される

スピルリナが藻類(そうるい)として発見される以前から、自生していた湖(アフリカやメキシコの塩湖)の周辺に住む原住民はスピルリナを食糧としてパンやスープにして食べており、古くから今日に至るまで数千年間スピルリナを食糧として利用する習慣が受け継がれて日常食になっていったという記録があります。
現在スピルリナは健康食品として、日本をはじめ米国、欧州、オセアニア、アジア各国の人々の健康管理に役立っています。

【用途】
1) 栄養補助食品の素材として:錠剤加工・顆粒加工・粉末
2) 食品の素材として:食品の栄養分強化、パンや麺類、ジュース
3) 食品の色粉として:緑色の強化、抹茶色の退色補完など
4) 動物用の餌として:ペットフード、錦鯉や熱帯魚など