髪や肌にアミノ酸が必要なわけ

 2020/09/14

最近、「美髪にはアミノ酸シャンプー&トリートメント」「美肌はアミノ酸でつくる」といった謳い文句を耳にすることが増えました。また、健康維持やトレーニングとして、プロテインなどのいわゆるアミノ酸サプリメントを使っている方も多いですよね。いったい、アミノ酸とはどんなものなのでしょうか。なぜ髪や肌にはアミノ酸が必要なのでしょうか。

髪や肌にアミノ酸が必要なわけ

アミノ酸とは?

ヒトの体を構成する要素としていちばん多いのは水分(約60%)ですが、その次に多いのが何かご存知ですか? 実は、2番目に多いのはたんぱく質で、その割合は約20%。このたんぱく質を構成しているのがアミノ酸なんです。自然界には数百種類ものアミノ酸が存在していますが、ヒトを形づくるうえで必要なアミノ酸は20種類。たったの20種類でできているなんてすごいですよね!

ヒトの体を構成するアミノ酸は、体内で合成できず食べ物などから摂取する必要のある必須アミノ酸と、体内でも合成できる非必須アミノ酸に分けられます。ただし、非必須だからといって、摂取しなくてよいという意味ではありません。体内でも合成できるからといって、非必須アミノ酸を摂取しないと、量が不足して、体に不具合を起こしてしまうことがあるので注意しましょう。

・必須アミノ酸
バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、ヒスチジン、リシン、メチオニン、トリプトファン、スレオニン

・非必須アミノ酸
グリシン、アラニン、アスパラギン、アスパラギン酸、グルタミン、グルタミン酸、アルギニン、システイン、プロリン、セリン、チロシン

髪や肌とアミノ酸の関係は? 不足するとどうなる?

では、アミノ酸は、髪や肌とどのような関係にあるのでしょうか。 また、アミノ酸が不足するとどのような影響があるのでしょうか。

髪や肌

まずは髪から。
髪の主成分はケラチンというたんぱく質で、髪の毛の99%がケラチンでできています。ケラチンは、18種類のアミノ酸から構成されており、なかでもシスチン(システインが2個くっついたアミノ酸)が多いのが特徴です。
また、ハリやツヤのある髪に大事なのがキューティクル。キューティクルは、髪の毛の水分を閉じ込めるはたらきがあり、アミノ酸はキューティクルの保湿成分としての役割もあります。
つまり、アミノ酸が不足すると、髪の毛の構成や保湿に必要なアミノ酸も不足することになるので、髪の毛が細くなったり、ハリやツヤがなくなって髪がボロボロになったりしてしまうのです。

続いて肌(皮膚)について。
肌を構成する成分のうち、水分を除くと、肌の約60%がたんぱく質でできています。
とくに、肌にうるおいを与える保湿成分(天然保湿因子といいます)や、ハリを与えるコラーゲンなどはさまざまなアミノ酸からできており、不足すると肌が乾燥したりシワやたるみの原因になったりすることも。

肌(皮膚)

アミノ酸を内側からも外側からも摂ろう!

日本で普通に生活するうえで、アミノ酸不足になることはあまりないのですが、近年、過度なダイエットや偏食などで、アミノ酸が不足している方が増えているようです。とくに、髪や肌の調子があまり良くないという方は要注意! ぜひ、ご自身の体の状態を確認してみましょう。

食事

アミノ酸をバランス良く摂るには、まずは食生活を見直すことから。肉や魚、卵、大豆といったたんぱく質豊富な食材を、しっかり食事で摂るようにしましょう。その際、野菜や果物などでビタミンやミネラルもちゃんと摂るようにすると、体内で効率良くたんぱく質を利用してくれますよ。ほかにも、アミノ酸サプリメントを採り入れるのもおすすめです。大豆プロテインやスピルリナを配合したサプリメントはアミノ酸のバランスが良いので、ぜひ活用してみてください。
また、アミノ酸系のシャンプーや化粧品など、外側からもアミノ酸でケアしてあげるのもポイント。保湿効果の高いアイテムも発売されているので、内側からだけでなく、外側からもアミノ酸を採り入れてみてはいかがでしょうか?

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